メガビタミン

【子供のためのメガビタミン】量の目安と考え方

今回はお子さんがいる方向けに子供向けに量の考え方とかをまとめてみました。

ただし子供の前に自分がまず実践している、理解しているのが大事です。(でないと子供に対しても極端な対応をしてしまいがち)

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また、量に関しては年齢や体重、性別、食事で変わる部分なので、あくまで参考程度としてチェックしておいてください。

書籍紹介

まずは書籍をまとめておきます。読んだものをピックアップ。

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多動・学習障害とタイトルにあるが、子供がいる親御さんなら読んでおいて損のない書籍。漫画もあって読みやすく、これ1冊で必要な内容は網羅されている。まずはコレ。

体験談豊富で参考にしやすい。レシピはほんの少しなので、メニューを参考にするなら下の書籍を。

レシピ豊富。子供が食べやすそうなメニューも多いのでおすすめ。ちょっと手の込んだレシピが多い感じ。

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レシピメイン。一部ご飯もの、麺みたいな糖質メニューもあり。制限緩めの内容だから取り入れやすいかも。上の本よりもう少しシンプルなメニューが多く、作り置きメニューもあってお弁当の参考にもしやすそう。

小西先生のメガビタ叢書。EAAに関する記述もあって、これ1冊読んでどうこうというより、基本を他で勉強した上で読む書籍。

妊娠~産後ということで、どちらかというとお母さん向けだけど、子供の夜泣きやトイレトレーニングなどにも触れられている書籍。

レシピ本に関して補足:

電子レンジはタンパク質を変性させるため藤川先生は非推奨。個人的にはタンパク質の変性より漏れ出るマイクロ波の影響が気になるところ。ただ短時間調理なら気にする必要はないとも思うのでこのあたりは個人の判断で。(僕は毎食使うわけでもないのであまり気にしてません)

量の考え方

考え方の基本は一緒で、まずは高たんぱく。そして低糖質。

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その上でサプリは何を摂るのか、量はどうするのかですが、

・ビタミンC(C1000)
10歳までは年齢×1gが1日の上限です。3歳なら3g、5歳なら5gがそれぞれ上限になります。水溶性ビタミンなので1日2~3回に分けて服用してください。お腹がゆるくなるようであれば、量を減らしてください。

・ビタミンB(B50コンプレックス)
過量投与による副作用はありません。水溶性ビタミンなので1日2~3回に分けて服用してください。1日2~6錠が目安です。

・ビタミンE(E400)
過量投与による副作用はありません。脂溶性ビタミンなので1日1回服用してください。1日、400IUを1~2錠が目安です。鉄を服用する場合は、鉄とは8時間空けます。

・ナイアシンアミド
6歳までは、500mg×3錠、7歳以上は、500mg×6錠が目安です。水溶性ビタミンなので1日2~3回に分けて服用してください。吐き気が出たら量を減らしてください。

・キレート鉄
Nowアイアン36mg×1~2。アドバンストフェロケル27mg×2~3。ビタミンEとは8時間空けます。処方薬の鉄の場合は、インクレミンシロップ10mlは鉄60mg。フェルム1錠は鉄100mgとなります。

引用:子どものサプリメント量の目安(1日量) | 精神科医こてつ名誉院長のブログ

というのが目安。

もうひとつ、以下は

この本から引用。50kgの成人量を体重1kgに換算した量が目安ですが、

お子さんの場合はー

体重1キログラムあたりに直すと

ビタミンA 500~1000IU

ビタミンB群(コンプレックス) 2 mg

ビタミンD3 200 IU

ビタミンE 16(夏) 48(冬)IU(d-αトコフェロール*天然型)

亜鉛 0.6~1.8 mg

鉄 0.72mg

マグネシウム 8mg

※例外的に

ビタミンC 年齢×1グラム(目安だが便のゆるさと相談、また感染症発症の時は激しく要求量が増える)*藤川理論

基本のBCE鉄以外にも摂るならこの数字を参考にするといいでしょう。(分かりやすくBCE鉄以外を太字にしました)

D3は夏はそれほど不要。摂る場合はビタミンKも一緒に。

例えば小学生で体重30kgの場合、

  • ビタミンC:9g(9歳×1gが上限)
  • ビタミンB群(コンプレックス):50mg×2~3粒
  • ビタミンE:400IU×1~2粒
  • 鉄:Nowアイアン36mg×1~2orアドバンストフェロケル27mg×2~3
  • ナイアシンアミド:500mg×6(7歳以上のため)
  • ビタミンA:30×500~1000IU=15000~30000IU
  • ビタミンD3:30×200IU=6000IU
  • 亜鉛:30×0.6~1.8mg=18~54mg
  • マグネシウム:30×8mg=240mg

という感じですね。

実際これを全て、この量飲む必要はないです。個人の判断で増減を。

何かと不足しがちな成長期は多少は多くてもよいと思います。ビタミンは特に、です。

ということですが、Aやミネラルは過剰に注意したいのと、D3はビタミンK2と一緒に摂るというのを覚えておきましょう。

どっちにしても高たんぱくの上での話なので、サプリよりまずは糖質制限+高たんぱくを意識して。レシピは本を参考にする他、おやつを高たんぱくなプロテインバーにするのも一つの方法です。

【保存版】iherbで買える高たんぱく低糖質おやつまとめ 今回はiherbで買える低糖質なおやつを紹介。 糖質制限がしっかり出来ているとおやつ欲がなくなってくるんですが、移行期とか...

クックパッドだとプロテインを使ったおやつもたくさんレシピがあるので、参考にするのも良さそうですね。

成長期なら徹底して低糖質にこだわる必要はないと思うので、多少の糖質が入ってる商品、レシピで選んでもいいかもしれません。(タンパク質量は要チェック)

取り上げられているサプリの例(小さい子向け)

普通のサプリに関しては各記事を参考に。

【メガビタ】これから始める人のためのプロテイン+メガビタミン(藤川理論)超まとめ このページでは藤川徳美先生の理論、プロテイン+メガビタミンの考え方と始め方についてまとめておきます。分かりやすく藤川理論=メガビ...

子ども用として藤川先生が取り上げてたのは

この2つぐらい。メグビーミックスは量が少なめで子供にはちょうど良さそう。顆粒タイプでプロテインに混ぜられるのも便利なポイント。毎日摂るならBとCはこれでいいかも。(ちょっと値段は張るけど)

ここからはメガビタグループで出てきていた商品。B群のグミタイプ。

サプリは嫌がる子も多いと思うので、こういうお菓子感覚で摂れるものを試してみるのも良さそうです。

これはビタミンBのグミタイプですが、マルチビタミンだと

こんな感じで色んなタイプの商品があります。グミ、タブレット、液体タイプなど。

どれがいい、というのは特にないです。ただマルチ系は入ってる量をちゃんと確認してからにしましょう。(特にミネラルは過剰が気になる部分なので要チェック)

ビタミンC粉末を混ぜることで酸味を足して味を変えるのも一つのテクニック。グループで出ていて良さそうだったのは、

ビーレジェンドミルキー味+ビタミンC=ヨーグルト風味

など。味を変えると飲んでくれるという話もあったので、色々試してみるといいと思います。

最後に

今回は簡単に子供向けの情報をまとめましたが、メガビタグループには出産育児に関するスレや、給食に関するスレもあります。グループに参加して、時間を見つけて目を通しておくのをおすすめします。

それと先に言ったように、お子さんの前に自分自身(お母さん、お父さん)がちゃんと理解した上で実践しているのが大事です。まずはちゃんと自分がプロテインを規定量飲めているか。そのうえで考えるようにしてください。

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参考ページ

ADHD=男の子=鉄不足 | 精神科医こてつ名誉院長のブログ

子どものサプリメント量の目安(1日量) | 精神科医こてつ名誉院長のブログ

3~6歳児のナイアシンアミド | 精神科医こてつ名誉院長のブログ

メグビーミックス | 精神科医こてつ名誉院長のブログ

小さいお子さんにはこれが良いと思う。(鉄) | 精神科医こてつ名誉院長のブログ

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