
このページはビタミンDについてです。期待できる効果や飲み方に関する注意点など、書籍や先生方のツイート、ページの情報からまとめています。
管理人自身も花粉症改善のために飲んでいるので、実際にどのぐらい飲んでいるのか、どう効果があったのか等も参考にしてみてください。花粉症じゃなくても飲んでおくといいことありそうです!
ビタミンDについて
ビタミンという名だが実態はセコステロイドというホルモンの一種。太陽の光に当たることで皮膚で合成される。D3不足により様々な病気を起こすということが分かってきている。
D3は安く、様々な症状を改善できることから定期的にD3は危険だキャンペーンがされているようで、一般的には多量摂取は危険という認識がされているが、むしろ飲まない方がD不足で危険。
ビタミンDで期待できる効果一覧
D3レベルが低いと次のような病気を起こす。
肥満、うつ病、関節炎、自閉症、多発性硬化症(MS)、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、精神分裂病、喘息、強皮症、アレルギー、ふけ・感染などの自己免疫性の症状、前立腺がん・乳がん・結腸がん・白血病などの各種のがん、結核、風邪(なぜ夏より冬に流行るのかが答えだそう)、爪の水虫、1型糖尿病、2型糖尿病、メタボリックシンドローム、高血圧、関節リウマチ、クローン病・過敏性腸(IBS)・潰瘍性大腸炎、アルコール中毒、ガングリオン、皮下嚢腫、ニキビ、心臓病・心臓麻痺・心臓肥大、慢性閉塞性肺疾患・気管支炎・肺気腫、その他の肺病、ループス、黄斑変性症、成長に伴う痛み、腎臓病、早産、乳幼児の疾患(風邪・湿疹など)、子癇前症・高血圧・妊娠糖尿病などの妊娠合併症、自己免疫性の流産、胃潰瘍・ピロリ菌の胃炎、出産時の死亡、子供の学習障害・脳奇形、神経性無食欲症、躁うつ病、妊娠中・出産後の卒中、一般の卒中、漠然とした骨の痛み、日中の過剰な睡魔、注意欠陥障害・注意欠陥多動障害、緑内障、偏頭痛、パーキンソン病、尿路感染症、月経前緊張症、生理痛、痛風、強迫性障害、虫歯、乾癬、足底筋膜炎、骨減少症、めまいと偏頭痛、慢性潰瘍や直らない傷、膝変性・膝置換、近眼・遠眼、日光角化症、日焼け、骨棘、低血糖症・性腺機能低下、静脈癌、失禁、不妊症
Dを摂ることで上記の症状が改善した!という報告が書籍に記載してある。ほとんどの日本人はD不足なので、D摂取によって様々な症状が改善する可能性がある。
肥満、糖尿病の選択肢にも入るかもしれない。が、このページを読む人はおそらく花粉症やアレルギーでD3を検討しようという人が多いと思う。上記どれか一つでも気になるものがあったら下にまとめた書籍を読んでみてください。
毒性・副作用について
よほどの多量摂取、長期摂取でない限りはそれほど気にする必要はない。
D過量投与の毒性は不明。
50000IUを継続しても毒性がないことは明らかとなっている。
とされているし、
ビタミンDの毒性というものはとても珍しい現象で、極端な多量摂取(1日に100万IUあたり)を何ヶ月も続けている時にしか起こらない。多量摂取をやめれば、すぐにもとの元気な状態に戻る人が多いが、たまには(おそらく関連したビタミンK2不足のせいだろう)腎臓や動脈の石灰化からくる腎臓障害や高血圧になる人もいる。
それよりもD不足の方がもっともっと危険だと著者も指摘している。
ただし多量摂取によって血中D3濃度が100~120ng/mlを超えると心房細動のリスクが増加する。これはK2不足になるからでK2を同量以上摂取することで避けられる。(逆にD3とK2の多量摂取で心房細動が治ったという報告もある)
D3を1万IUまでならK2サプリなしでもおそらく問題は出ないと思います。K2の豊富な食材を日常的に摂っているならなおさらですね。それ以上D3を摂る場合はKのサプリも一緒に摂りましょう。(おすすめのサプリは後述)
【19.04.15追記】
Dの代謝にマグネシウムが関わるようでマグネシウム不足に注意という情報があります。
K2を摂っているとカルシウム濃度は上がりにくい気もしますが、血液検査の数値から必要そうならマグネシウムも摂っておくといいでしょう。
【19.05.10追記】
30ヶ月にわたってDを8000=12000IU摂取していた方がカルシウム濃度が上がり、急性腎障害が起きたようです。どんな商品だったのか、他に何を摂取していたのかが不明ですが、Dを摂る場合はK2、マグネシウムも意識しておいた方が良さそうです。
ビタミンKに関する補足
K2過剰で動悸が出た人もいる。(ただし100人中1人。しかも1日に25mg=後で紹介するMk-7カプセルだと250粒分も飲んでいた)もし動悸が出る場合はK2(MK-7)の量を少なくし、MK-4タイプに変えること。
おすすめのサプリと量

サプリに関しては海外のものがおすすめです。理由はこちら。

藤川先生はD3についてはあまり触れていない(Kについては記述なし)ので、水野先生がTwitterで挙げたものから。
Now Foods, メガD-3&MK-7、5000IU / 180mcg、植物性カプセル60錠
D3が5000IUにMK-7が同量以上入った分かりやすいカプセル。D3摂るならK2も一緒に!と言っていたにも関わらずK2を飲まない人が多かったそうで、ならはじめから入ってるものを、ということだそう。
ただ先生が紹介したからなのか、この記事執筆時点では在庫切れ。ということで他のものも紹介。
Now Foods, ビタミン D-3 & K-2、 1,000 IU / 45 mcg、120 ベジ カプセル
こちらも同じNow社。1000IU。
いきなり5000IUはちょっと怖い…少量から試してみたいという場合はこちらを。いきなり5000IUでも副作用とかはまずないので、5000IUぐらいからがおすすめです。
それとD3に関しては天然由来(ウールor魚油)の方が吸収がいいようです。『ラノリンから』という場合はウール由来。ただちょっと見たところ、ほとんどの商品がラノリン由来のようなので、それほど気にする必要はないでしょう。
ちなみに管理人は現在、
この2つを組み合わせています。NowのD3は10000IUですが、粒が凄く小さい。D3を1粒に対してK2を3粒(300mcg)飲んでいます。
ただしこのK2は色々調べる前に購入したものなので、次回は以下の商品に変更予定。
書籍『奇跡の結果』で紹介されていたのがコレ。著者は10000IUに対してスーパーK2を1粒の割合(当てずっぽうらしいが)で1年問題なしに進んできたそう。実際には血液検査をしてD3濃度を見ながら飲みましょうってことですが、短期的なら気にせずD3+K2(Mk-7)なら多量に飲んで大丈夫。
飲むタイミング・量
特に飲み合わせやタイミングはなく、K2(Mk-7)と一緒に飲むことにだけ注意しておきたい。
ちなみに水野先生によるとD3:10000IUに対し、K2はMk-7量で200mcg。D3の倍量ですね。Mk-4などではなくMk-7。上記Life ExtensionならD3が10000IUに対して2粒です。
Kと一緒なら多量に飲んで大丈夫ですが、一応基準を出すなら
D3のみで花粉症の症状は改善。10000IUから。2時間ぐらいで効果がなければ1時間おきに2000IUずつ増量。効果が出るまで。効果が出ればそれがその人の適量。30人以上で実験。平均10000IUで効果あり。最高値は24000IU。
引用:食べて治すアレルギー アトピー・花粉症・アナフィラキシー 喘息・化学物質過敏症・全てのアレルギー メガビタミン叢書
ということです。ちなみに2万IUというと、とんでもない数字に聞こえますが、赤道直下の日光なら30分で25000IU~30000IUが作られるようです。そう聞くとすごい量でもないですよね。K2と一緒に摂るならさらに摂りまくっても問題ないでしょう。(書籍内だと70万IU摂ってみた人とか出てきます)
気になるようなら5000IUぐらいで始めて、その後徐々に増やしていくといいでしょう。
それと紹介されていないが水野先生のツイートの中で出てくる『K単体のいいやつ』はたぶんコレ。『K1、K2のMK-4とMK-7が180mcg入ってて3~10錠飲んでるが売り切れまくり』ってことなんで気づいた人だけ買いましょう。僕も入荷されたら買う予定。
実際に飲んでみてどうか?量と実感について
花粉症の前までは藤川先生を真似して10000IU。その後K2も一緒にということでK2注文。10000IUの時点では特に実感するようなものはなし。
花粉症の時期に入って症状が出てきたので増量。20000IUだとあまり効果を感じず。で、30000IUに増量すると日中の症状がかなり緩和。現在は40000IUで実験中。40000IUだと室内で仕事中は全く症状が出ない。外に出ると症状出てくるなぁ程度。(50000IU試してみる?)
ちなみに去年は鼻からポタポタ落ちるぐらい鼻水出たり、くしゃみ出過ぎで熱っぽい、目がかゆくて充血、かゆくて肌ボロボロ・カサカサというぐらい相当重症な花粉症患者でした。それが外出たときにちょっと鼻水とくしゃみ出る、程度になったので相当な効果ありです。D3最高!
他花粉症対策だと糖質オフ、ナイアシンも効果が見込めると思いますが、ここはD3のページなのでそれはまた別の機会に。
まとめ
花粉症中心に紹介してきましたが、他にも肥満やうつ病、糖尿病の場合D3は選択肢になります。D3自体は安いサプリなので一度試してみてはどうでしょうか。
- 日本人はほぼもれなく日照不足(D3不足)なのでD3を摂るべき
- D3で様々な症状の改善が期待できる
- D3を摂る場合は必ずMk-7も同量以上(5000IUに対し100mcg。万全を期すなら倍の200mcg以上)摂ること
- 花粉症対策なら10000IUから。2時間ぐらいで効果なしなら効果出るまで1時間おきに2000IUずつ増量
書籍・引用ページ・ツイートまとめ
書籍一覧
奇跡の結果 – 極度の用量ビタミンD3ビタミンD3奇跡シリーズ 製薬業界が皆さんに知って欲しくない大秘密 ビタミンD3 (陽光ホルモン) 1日 2万5千 〜 10万 IU 一年の超多量摂取実験の 奇跡的な結果!ページ一覧
12)ビタミンD~その1 | 精神科医こてつ名誉院長のブログ
13)ビタミンD~その2 | 精神科医こてつ名誉院長のブログ
栄養素についてのまとめ、5.ビタミンD | 精神科医こてつ名誉院長のブログ
11-1)、2014年におけるトップレベルのビタミンD研究 | 精神科医こてつ名誉院長のブログ
14、ビタミンD(その2) | 精神科医こてつ名誉院長のブログ
13、ビタミンD(その1) | 精神科医こてつ名誉院長のブログ
ツイートまとめ
Dに関するツイートで読んでおくといいものをピックアップ。
花粉症対策も、むしろ
・ビタミンDを3万 IU/日
・ビタミンKのMK-7を600mcg/日以上
くらいがおススメ。
ただし、効きが安定するのに3ヶ月とかかかるという。 https://t.co/NF0u9g5APN
— 水野 雅登 (@masa_doc) February 24, 2019
DとKは、あまり胃腸には来ないです。
B群とCの方が胃腸にキます。 https://t.co/XfZkHIZUQY
— 水野 雅登 (@masa_doc) February 24, 2019
K
通常は、納豆1パックを毎日食べるだけでも十分。
ビタミンDを1日1万IU以上とる場合にはビタミンKが必須だが、
その量のビタミンDが妊娠中に安全かはデータ不足のためお勧めしない。なお、ビタミンKも過剰症は無い。K自体はどれだけ摂っても大丈夫。
アンチビタミン派も騒げない安全さ。— 水野 雅登 (@masa_doc) January 24, 2019
一人当たり3回以上、
「必ずKと一緒に!!!!!」
と説明しながら、
説明プリントに赤字で説明を書いて渡したのにも関わらず、
「K無しでD飲み」
していた方が続出しました。なので、もう今後はDとKの配合カプセルだけをお勧めする事にしました。
K無しで、毎日D 1万IU以上は大変危険です!!
— 水野 雅登 (@masa_doc) January 13, 2019
ビタミンDは、1日 1万 IUをこえる時は、必ずビタミンKも一緒に。
ビタミンDの摂取で、ビタミンKの消費量が増えます。
「ビタミンD過剰症」=「ビタミンK不足」
です。割合は、
「ビタミンD 5000 IU」
に対して、
「ビタミンKのMk-7が 100〜180mg」
です。— 水野 雅登 (@masa_doc) January 13, 2019
D
ビタミンDは5000IU/日までは安全。
それ以上ならビタミンKを。
妊娠中の1万IU/日を越えるビタミンDの摂取はデータが足りないため
安全かどうか不明。減らしておくのが無難。授乳中も5000〜1万 IU/日くらいまでが無難。
逆にビタミンDゼロは、ヤバい。
日本人全員不足しているのがD。— 水野 雅登 (@masa_doc) January 24, 2019
あと、喘息やアレルギー体質を「完治」させるなら、
・糖質オフ
・高タンパク食
・ビタミンDとK
もお勧め。
— 水野 雅登 (@masa_doc) January 13, 2019