
このページはルテインについてです。期待できる効果や飲み方に関する注意点など、書籍や先生方のツイート、ページの情報からまとめています。
ルテインについて
カロテノイドの一種でアスタキサンチン、ゼアキサンチンなどと同じキサントフィルと呼ばれる色素の一つ。黄色の色素(高濃度だとオレンジレッドらしい)と考えられていて、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などに多く含まれる。抗酸化作用を持ち、特に青色光による植物へのダメージを防ぐ役割を持っている、とされている。

目の中では黄斑中心部にゼアキサンチンが、網膜周辺にルテインが主要な構成物質として存在している。(最近ではルテインから生成されるメソゼアキサンチンと呼ばれるカロテノイドも見つかっている)
ルテインに期待できる効果一覧
黄斑変性の予防、白内障・飛蚊症の予防?、アテローム性動脈硬化症(心筋梗塞や脳梗塞)の予防、糖尿病網膜症の予防
目以外に血液中でも抗酸化作用を発揮するようで、動脈硬化の予防にも期待されているようです。その他、シミやそばかすを防ぐ効果もあるかもしれない、とのこと。
ただピントの調節に関わるわけではないので、視力回復に直接効果はなさそうですね。(視力回復はどちらかというとアスタキサンチン。ただ結果的に見やすくなって視力が上がる可能性はあるかも?)
白内障に関しては予防効果はありそうなものの、実験ではまだ明らかになっていないようです。
毒性・副作用について
特になし。非常に安全だと考えられているが、20mgの高用量+ルテインを多く含む食事を8年間続けた結果、結晶性黄斑症を発症した例がある。(サプリメントの中止で回復)
おすすめのサプリと量

サプリに関しては海外のものがおすすめです。理由はこちら。

いつものNow社。
Now Foods, ルテイン&ゼアキサンチン, 60錠 (ソフトジェル)
ルテイン25mg、ゼアキサンチン5mg配合。どちらもマリーゴールド由来。
特定の商品というのはなかったんですが、他の商品だとルテイン20mg、ゼアキサンチン1mgの割合が多く、Now社のみどちらも高配合。粒も小さく飲みやすいし、僕はこれ飲んでます。
他だとDoctor’s Bestのルテインも結構良さそうです。(20mg+4mgで割安)
AREDS2の研究では『ルテイン(10mg)+ゼアキサンチン(2mg)の組み合わせで、加齢黄斑変性(AMD)進行の優位な遅延が認められた』+『これより高い容量も可能』ということなので、この数値を基準に摂るといいと思います。(ただし10mg+2mgでは白内障に対する効果は認められず)
飲むタイミング・量
特になし。
実際に飲んでみてどうか?量と実感について
個人的にそんなに違いは分からず。ただ仕事でPC使うので、ブルーライトのダメージにはかなり役立ってくれている…はず。
元々は母親が欲しいと言ってきたので注文したのがキッカケです。(はじめチラシで入ってた国産サプリ頼もうとしてたが、倍ぐらいの価格で量も少ないってことで代わりにiherbで注文)
僕自身はあまり実感ないですが、母親によくよく聞いてみると
『日差し(夏の昼とかじゃなく春や秋の朝方程度の日差し)が眩しくて目が開けてられなかったのが気にならなくなった』
『夜のドライブで前走車のランプもあまり気にならなくなった』
ということでかなり効果はあるようです。(聞くまで本人は気づいてなかったけど)
眩しいってことで新しくサングラス作ったらしいんですが、それも全然使わなくなったとか。なので眩しさで悩んでいる場合は飲んでみると絶大な効果があるかもしれません。
まとめ
目の健康に、と国産サプリでも有名なルテイン。PCやスマホをよく使う場合は摂っておくといいと思います。ただ視力回復に直接効果があるわけではない(それはアスタキサンチン+トレーニングなど)ので、そこだけ注意しておきたいですね。
- 目の網膜部を構成するカロテノイド
- ブルーライトのダメージを軽減する働き
- ゼアキサンチンとセットで摂るのがおすすめ

書籍・引用ページ・ツイートまとめ
書籍一覧
特になし。
ページ一覧
カロチノイド|栄養素の説明|栄養療法~薬だけに頼らない根本治療をめざす、心と身体に優しい治療法。|オーソモレキュラー栄養医学研究所
Lutein and zeaxanthin: Eye and vision benefits
AREDS2とその研究結果がルテインとゼアキサンチンにもたらす影響
ツイートまとめ
ルテインに関するツイートは特になし。