
今回はiherbで買える低糖質なおやつを紹介。
糖質制限がしっかり出来ているとおやつ欲がなくなってくるんですが、移行期とかはやっぱりおやつみたいなものが欲しいなぁ…なんて思ったり、外出時に手軽に摂れるものがあればなぁ…って感じることありますよね。
ということで、そんな時でも気にせず食べられる低糖質なおやつを今回ピックアップ!特に高たんぱくなものを中心に選んでます。
それとちょっと注意点があるので、iherbでの糖質量のチェック方法についても見ていきましょう!
iherbの商品の糖質量の確認方法と注意事項
iherbで買おうと思ったことがある人なら分かると思いますが、成分表示に糖質っていう項目は基本的にありません。そもそも英語圏だと日本語で言う糖質に当てはまる単語がないようです。
ということで基本に立ち返って
総炭水化物(Total Carbohydrate)-食物繊維(Dietary Fiber)=糖質
これで計算する必要があります。
が、注意点が2つ。
注意点1:栄養表示が1袋基準ではない場合が結構ある
日本だと1袋じゃなく100gあたりで書かれてることも多いですよね。アレと基本的には同じです。
例を出しながら見ていきましょう。例えばこの商品。
Dang Foods LLC, トースト・ココナッツ・チップス、3.17オンス(90 g)
他のブログで見かけた商品。ポテチのココナッツ版。他にはない食感と味で美味。
商品概要を見てみましょう。

総炭水化物 | 14g |
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食物繊維 | 3g |
糖質量 | 14-3=11g |
計算すると糖質量11g。
なんて思って買ってしまったわけですが…。重要なのはコンテナあたりの摂取量:約3という数字。日本語だとちょっと意味分かりにくいですが、実際のパッケージを見ると分かりやすいと思います。

About 3 servings per container Serving size 1/3 cup(28g)
要するに『1袋で3食分。1人分の量は3分の1袋(28g)』という意味。なのでこの商品の1袋の糖質量を知るには3倍する必要があるってことですね。
11g×3=33g
1袋で糖質33g。実際1袋一気に食べることは(僕の場合)ないし、このぐらいの糖質なら買って食べても問題ないと思います。(まぁそんなこと言い出したらお菓子全般OKになってくるんでNGだし、そもそもお菓子食べない人なんで買わないけど)
ただサッと計算して糖質少ない!と思ってパクパク食べると血糖値爆上がり!なんてケースも出てきかねません。結構見落としがちだし、他のブログとかだとあまり触れずにおすすめされている場合もあったので購入前にちゃんと確認したいですね。
糖質量を計算する時はServing sizeも確認を!
注意点2:炭水化物や糖質の定義が違う場合がある
もう一つ。これはほとんど気にする必要はないんですが、各国によって微妙に炭水化物や糖質の定義が違うということ。
例えばオーストラリア。
日本では、「炭水化物=糖質+食物繊維」
オーストラリアでは、「炭水化物=糖類(糖質ではない)+澱粉」なるほど、大きく異なっていますね。
オーストラリアでは、炭水化物表示の中に食物繊維が含まれていないので、
『日本の糖質表示』=『オーストラリアの炭水化物表示』
となるわけですか。
と、ややこしいですが、実際は表記を見ればなんとなく分かるはず。それと今回チェックした商品にはなかったので、一応覚えておくぐらいでいいかも。
ちなみにnet carbs(正味の炭水化物=純炭水化物っていう訳)という表記もあるんですが、これも日本語の糖質とは意味が違うので注意が必要です。
iherbで買える低糖質なおすすめおやつ
以下はメガビタグループとかTwitterで見かけたものが中心です。大体実際に食べてみてます。
今回は江部先生のスーパー糖質制限を基準に糖質量20g以下ということで選びました。(一部ほんのちょっぴり超えてるものも入ってます)これなら血糖値スパイクは起こりにくいし、何なら糖質量1桁のものも多いので安心して手に取りやすいはずです。
1,プロテインチップス

ポテトじゃなくプロテインで作ったチップス。
Quest Nutrition, Tortilla Style Protein Chips, Ranch, 8 Bags, 1.1 oz (32 g ) Each
Quest Nutrition, オリジナルスタイルプロテインチップス、サワークリーム & オニオン、8パック、各1.1オンス (32 g)
たんぱく質 | 19g |
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総炭水化物 | 5g |
食物繊維 | 1g |
糖質 | 5-1=4g |
※表はランチ味
味は普通にポテチ!オーザックに似ているってレビューありましたが、確かにパリって感じじゃなくザクって感じの食感。何より1袋全部食べても糖質たったの4g!しかもたんぱく質は19gしっかり摂れるので文句のつけようがない商品。
よく売り切れになっているぐらい人気のある商品でポテチ系だとコレ1択。個人的にランチ味(サワークリームっぽい感じ)がおすすめ。
2,プロテインバー

持ち運びもできて手軽にたんぱく質が補給できるスグレモノ。日本でもinバーや一本満足がコンビニでも気軽に買えますね。ただ気軽に買えるものは糖質が多かったり、たんぱく質が意外に少なかったり。
例えば一本満足のプロテインチョコ。
たんぱく質 | 15g |
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総炭水化物 | 12.3g |
食物繊維 | 1.3g |
糖質 | 11g |
これは結構優秀で、こういった『プロテイン』と名のつく商品は大体糖質も少なめ。ですがiherbだともっと糖質が少ないもの、たんぱく質豊富なものがあります。
クエストバーシリーズ
たんぱく質 | 21g |
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総炭水化物 | 21g |
食物繊維 | 15g |
エリスリトール | 2g |
糖質 | 21-15-2=4g |
※表はクッキー&クリーム
エリスリトールを除くと糖質量は驚異の4g!味は甘めですが変な甘さじゃないので食べやすいはず。
ただ海外のバーは大体共通して『ねっちょり感』『ずっしり感』があります。(スニッカーズに近い感じ)これはそこまでですが、日本のサクッ!パリッ!というバーは基本的にないと思ってください。
iHerbだと1箱12本入りなので、味が気になる場合はAmazonで売られているバラエティパックをまずは購入してみるのがいいですね。(僕もこれ買ってみました)
ちなみに同じQuest Nutritionからヒーロープロテインバーというのも売られていますが、こっちは糖質多め。(それでも15gぐらい)
希少糖(血糖値を上げない)が入ってるって書かれてますが、実際にどれだけ入っているかは分からないので、15g多いなっていう場合は避けた方が無難です。希少糖については江部先生の記事を参考に。
アトキンスバーシリーズ

たんぱく質 | 5g |
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総炭水化物 | 17g |
食物繊維 | 6g |
糖質 | 17-6=11g(うち糖アルコール9g) |
※表はキャラメルナッツチュー
たんぱく質は少なめですが、このキャラメルナッツチューが一番スニッカーズに近い感じです。(これだけ何度か出しときつつ、僕はスニッカーズの食感は好きじゃないんですが…)
ちなみに『食物繊維と糖アルコールは、血糖への影響がわずかなため、総炭水化物から差し引かれる必要があります。』なんて書かれてますが、成分を見る限り糖アルコールはマルチトールだと思います。だとすると砂糖の半分ぐらい血糖値を上げるということなので気をつけたいですね。
たんぱく質 | 13g |
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総炭水化物 | 15g |
食物繊維 | 9g |
糖質 | 15-9=6g(うちグリセリン3g) |
※表はレモンバー
Atkinsだと、このスナックシリーズが個人的には一番美味しかったです。特にレモンバーおすすめ。
たんぱく質 | 14g |
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総炭水化物 | 21g |
食物繊維 | 9g |
糖質 | 21-9=12g(うちグリセリン8g) |
※表はギリシャヨーグルトバー
アトキンスシリーズはどれも糖質低め。1箱の本数も少なめなので、気軽に試しやすいのが嬉しいですね。
パワークランチプロテインエネルギーバー
たんぱく質 | 14g |
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総炭水化物 | 9g |
食物繊維 | 1g |
糖質 | 9-1=8g |
※表はクッキー&クリーム
これはまだ食べたことないので後日追記します。が、糖質8gと少なく、ちょっと変わった味(ワイルドベリークリーム、レッドベルベットなど)があるのがポイントですね。
OOH Snap!クリスピープロテインバー
たんぱく質 | 15g |
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総炭水化物 | 17g |
食物繊維 | 6g |
糖質 | 17-6=11g(うち糖アルコール2g) |
※表はチョコレートピーナッツバター味
クリスピーという名前に惹かれて食べてみましたが、パフを使ってるというだけでサクサクとかザクザクではなかったです。といっても美味しいですが、味が2種類しかないのがネック。
pure protein ハイプロテインバー
たんぱく質 | 21g |
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総炭水化物 | 17g |
食物繊維 | 2g |
糖質 | 17-2=15g(うち糖アルコール4g) |
※表はチョコレートデラックス
たんぱく質多めのプロテインバー。これは試したことないのでまた後日追記します。
ONEバー
たんぱく質 | 20g |
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総炭水化物 | 23g |
食物繊維 | 10g |
糖質 | 23-10=13g(糖アルコール5g) |
※表はピーナッツバター味
これも買ったことないですがたんぱく質多めで良さそう。味の種類も多いし次回注文時に試してみます。
BSNプロテインクリスプ
たんぱく質 | 20g |
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総炭水化物 | 23g |
食物繊維 | 2g |
糖質 | 23-2=21g(うち糖アルコール6g) |
※表はモカラテフレーバー
メガビタグループで出てたんですが、これはちょっと糖質多めですね。といっても糖アルコール(砂糖の半分くらい血糖値を上げる)6gだし、日本で売られているバー系よりは少ないですが。味は他のと比べて美味しい…らしいです。これもまた後日。
MusclePharmプロテインバー
たんぱく質 | 20g |
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総炭水化物 | 25g |
食物繊維 | 12g |
糖質 | 25-12=13g(うち糖アルコール1g) |
※表はクッキー&クリーム
最近見つけたコレも割と良さそうです。チョコレートピーナッツバターカップを食べたんですが、味は普通に美味い。ただ色々食べすぎてバー系の違いが分からなくなってきてます…。
たんぱく質 | 16g |
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総炭水化物 | 17g |
食物繊維 | 4g |
糖質 | 17-4=13g(うち糖アルコール1g) |
※表はマシュマロ
こちらはクリスプタイプ。売り切れで試せていないのでまた後日。
その他の商品
プロテインクッキー

たんぱく質 | 15g |
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総炭水化物 | 19g |
食物繊維 | 9g |
エリスリトール | 6g |
糖質 | 19-9-6=4g |
※表はチョコレートチップ
高たんぱくのクッキー。Quest Nutritionはエリスリトール使ってるんで、糖質は全て低くて優秀!(その分ちょっと値段は高めですが…)
これも普通にクッキー。大きさは結構あります。サクッとバタークッキーな食感ではなくしっとり系(カントリーマアムに近い)。味も数種類あるし、バーに飽きた人や子供のおやつ(ちょっと大きいけど)にぴったりだと思います。
FlapJackedプロテインパンケーキ
たんぱく質 | 20g |
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総炭水化物 | 23g |
食物繊維 | 5g |
糖質 | 23-5=18g |
※表はバターミルク
藤川先生がメガビタグループで紹介していたパンケーキミックス。若干糖質量が多い感じ(といっても普通のパンケーキに比べると非常に少ない)ですが、それ以上にたんぱく質がしっかり20g摂れるのが嬉しいポイント。
味はそのままでも美味しく、(糖質量は増えるものの)牛乳で作るとしっとりして普通のパンケーキ!卵や水だとちょっとパサつくかな。味はバターミルクが一番慣れた味で美味しいですね。
18gぐらいならそこまで気にしなくていいと思いますが、ちょっと多いな…って場合は糖質制限ドットコムで売られているミックス粉(通称:江部粉)を使うか、売られているパンケーキを直接買うか。他には低糖工房にもホットケーキミックスがあります。
このあたり糖質量か、たんぱく質量か。個人的にはたんぱく質+ちょっと変わった味があるって点で好み。いくつか試してお気に入りのものを選んでください。
番外編(たんぱく質は少なめ)
チョコライト
たんぱく質 | 2g |
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総炭水化物 | 25g |
食物繊維 | 20g |
エリスリトール | 4g |
糖質 | 25-20-4=1g |
※表はピーナッツバターカップパティ
糖質量は驚異の1g!!季節的に購入不可ということなので、販売されたら試してみます。
happyyogis

たんぱく質 | 2g |
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総炭水化物 | 4g |
食物繊維 | 0g |
糖質 | 4-0=4g |
※表はいちごバナナ味
22個、袋4分の1食べて糖質4g。メレンゲのお菓子みたいな感じ。最後にちょっと歯にくっつくかな?名前の通り小さい子向けで、糖質たっぷりのお菓子食べるぐらいならこっちがいいと思います。
上記2つは他のサイトで低糖質でおすすめされていた商品です。どっちも低糖質ですが、同時に低たんぱくなので僕はあんまりおすすめしません。たまにはいいと思いますが、それならジュニアプロテインでアイスやパンケーキ作った方がいいかな。
まとめ
Quest Nutritionの商品が糖質オフなら頭一つ抜き出てますね。ちょっと値段は高めですが、たまに食べるならチップス、バー、クッキーと種類も豊富でおすすめです。
バーは全てチェックできているわけではないし、他にも探せば低糖質な商品はあるはず。他にコレおすすめ!っていうのあったらぜひ教えて下さい。(下のコメント欄やTwitterからお願いします!)