糖尿病は治療しても完治しない…ってなぜ?

Sponsored Link

糖尿病は一生治らない。糖尿病は完治しない。

そんな話を耳にしたことがあると思います。

一生治らないといわれると治療する意欲を失ってしまい、
自暴自棄になってしまう方もいます。

このページではなぜ完治しないのか、
完治しないのになぜ治療を続けなければいけないのかについてまとめています。

Sponsored Link

糖尿病の完治とは何か

糖尿病が治った!
この状態に皆さんはどのようなイメージを持つでしょうか?

多くの方は「今まで通りの生活ができるようになる」状態を
イメージされるはずです。

暴飲暴食

これが糖尿病が完治しないといわれている原因です。

糖尿病が完治した=暴飲暴食OK
という図式は成り立ちません。

糖尿病の治療の目的は、一時的に血糖値を下げることではなく、
長期間の高血糖によって引き起こされる合併症を避けることです。

生活習慣を正し、血糖値が正常な範囲内に落ち着いたとしても、
元の生活に戻ってしまえば、当然のように血糖値は再び上昇します。

これは、2型糖尿病を患った多くの方が、
糖尿病になりやすい生活習慣の癖や体質を持っているためです。

そのため、血糖値が落ち着くようになっても、
治療が終わる「解放感」がないのです。

糖尿病の治療で治すのは、体の機能ではなく生活習慣です。
完治しないというのは一生糖尿病を患っていなければいけない、
ということではありません。
血糖値を上げない生活習慣を一生続けなければいけないということです。

糖尿病は不可逆的な面も持ちます

不可逆は耳慣れない言葉かもしれませんが、
簡単に言うと「元に戻らない」状態を指します。

例えば、火を通した卵を生卵に戻すことはできませんし、
粉々に割れてしまった花瓶を元通りに修復することも不可能です。

目玉焼き

糖尿病を患うと体内で上記の例と同じように
元に戻らない変化が起きてしまうことがあるのも、
糖尿病が完治しないといわれている原因です。

インスリンは膵臓にあるβ細胞というところから分泌されています。
肥満や食べ過ぎによってインスリンの分泌が多く要求されるようになると、
膵臓のβ細胞は全力でその要求に応えます。
その状態が長く続くと、細胞は徐々に疲れ最終的には死滅するのです。

一度死滅してベータ細胞が復活することはありません。
現代の糖尿病の治療で期待できるのは疲弊した細胞の回復だけです。

治療を怠ればβ細胞は減り続け、インスリン注射なしでは生きることが
出来なくなる可能性もあります。

また合併症についても同じで、糖尿病の三大合併症である、
網膜症、腎症、神経障害はそれぞれ悪化すると元に戻らない面を抱えています。

一度見えなくなった目が見えるようになることも、
機能を失った腎臓が復活することも基本的にはありえないことです。

糖尿病を放置すればするだけその後の生活が不便になるということですね。

糖尿病の治療は血糖値を下げることそのものが目的ではなく、
このような「元に戻らない変化」を防ぐためのものなのだということを
覚えておきましょう。

糖尿病治療に光が…!

復活しないといわれていた膵臓のβ細胞ですが、
実は最近(2014年)の研究で、iPS細胞とES細胞(いわゆる幹細胞)から
再生することができることがわかりました。

インスリン注射なしでは生きることができない
一型糖尿病の方にとって希望の光になる研究結果です。

いつの日か糖尿病も完治する病になるかもしれませんが、
今は「悪化すると元には戻らない」ということをしっかり頭に入れて、
治療に取り組みましょう!

CHECK幹細胞からβ細胞を再生するのに成功 糖尿病根治に向け前進

Sponsored Link

    

その数値マズくない?怖い合併症を避けるなら・・・

    

シェアボタン

最後まで読んで頂きありがとうございました。
記事がお役に立ちましたら、下のボタンをクリックして他の方にシェアして下さい。

            

関連記事はこちら

    

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ