糖尿病の遺伝率~親の病気は我が子へ伝わるのか~

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親側からも子側からも心配されるのが、糖尿病の遺伝です。

自身が糖尿病になった親は、子への遺伝が気になりますし、
親や親族が糖尿病を患っていると、次は自分も…?と不安に
なってしまうものです。

糖尿病は確かに遺伝的な要因も深くかかわっている病気です。

ただし、遺伝するのは糖尿病そのものではありません。
親から子へと伝わるのはあくまでも「糖尿病になりやすい体質」です。

体質を受け継いでいる人ほど、
生活習慣に注意して積極的に糖尿病を予防する必要があります。

このページでは、糖尿病の親から子への遺伝について書いています。

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1.糖尿病は遺伝するの?

糖尿病は遺伝すると思っている方でも、
どのような形で遺伝するのか知らない方も多いと思います。

2型糖尿病と、遺伝子が深くかかわっている糖尿病について
みてみましょう。

1-1.2型糖尿病は遺伝が深くかかわっている

母子の手

生活習慣によって引き起こされてしまう2型糖尿病には、
遺伝的な要因が深くかかわっていることがわかっています。

遺伝子の中には2型糖尿病と関連していることが
知られているものがいくつもあり、
それらが組み合わさって遺伝することで、
糖尿病を発症しやすい体質が引き継がれます。

丁度、髪の毛や顔かたちが遺伝するのと同じです。

ただし糖尿病になりやすい体質が遺伝するからといって、
その体質を持っている人が必ずしも糖尿病になるわけではありません。

まったく同じ遺伝子を持つ双子でも、
両極端な生活習慣を送れば全く違う体型になりうるのと同じように、

大盛りアメリカン

糖尿病を発症するかどうかは、その後の生活習慣に左右されます。

2.ある一つの遺伝子が糖尿病を引き起こすタイプも

例えばMODYと呼ばれる糖尿病があります。

MODYはMaturity onset diabetes of the youngの頭文字をとっていて、
若い時に発病する成人型の糖尿病という意味を持ちます。

遺伝子異常によって引き起こされる糖尿病で、
常染色体優性遺伝をするので、
遺伝によって子に発症します(通常25歳までに発症)。

 

原因となる遺伝子によってMODY1~6(と不明)に分類され、
重症度はそれぞれ大きく異なります。

MODY以外では、ミトコンドリア糖尿病も遺伝子異常が原因です。
これは難聴を伴うのが特徴で、母系遺伝します。
受精する際に、精子のミトコンドリアは排除され、卵子の物のみ残るため、ミトコンドリアDNAは母性遺伝するのが通常です。

これらの糖尿病は、特別に診断されるまでは、
通常の1型や2型糖尿病と同じ様に扱われます。
中には、MODYやミトコンドリア糖尿病であることを知らずに、
治療を続けて一生を終える人もいるでしょう。

どちらも頻度は高くありません。
糖尿病の種類によっては治療法に若干の違いが出ることもあるので、
家族内(特に親兄弟)に糖尿病が多い時は、
医師に相談してみるのがお勧めです。

自身の糖尿病が子へと遺伝する特別なタイプか知ることは、
容易ではありませんが、相談してみる価値はあるでしょう。

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