糖尿病の検査は尿を調べるだけ?尿検査を詳しく知ろう

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糖尿病、文字通り尿に糖が出る病気です。

そのため、糖尿病の検査と言えば「尿検査」というイメージを
持たれる方も意外と多いのかもしれません。

今回はこの尿検査について詳しく見ることにしました。

  1. 尿検査の仕組みと尿糖に関する検査結果
  2. なぜ糖尿病では尿に糖が出るのか
  3. 糖尿病以外に尿に糖が出る病気

以上の三点についてまとめています。

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1.尿検査の仕組みと尿糖に関する検査結果

誰でも健康診断などで一度は尿検査を受けたことがあると思います。
コップに入れた尿に試験紙を入れる検査が一般的ですね。

体への負担がなく、様々な項目を一度に検査できるとても優秀な検査方法です。

試験紙の種類によって様々な項目について調べることができ、
例えば以下のようなものがあります。

タンパク(蛋白、たんぱく)

健康な人の尿にはタンパクが含まれていないのが普通です。
タンパクが尿中に出ているときは、ネフローゼ症候群や腎炎を疑います。

潜血

試験紙でヘモグロビンの有無を調べます。

血液が尿に混ざる理由はいくつかあり、そのうち一つは腎臓や尿道などの
「尿路」の出血で、膀胱炎や腎炎などが該当します。
もう一つ、腎臓などのガンでも潜血が+になることがあるので要注意です。

病気以外でも、女性の経血や運動や発熱後の生理的な出血も含まれます。

尿糖

糖尿病の方が最も気になる項目の一つですね。
血中に糖があふれている状態では、尿にもたくさんの糖が出ます。

会社の健康診断などの尿検査で引っかかって初めて
糖尿病を患っていることに気が付いた、という方も多くいるようです。

トイレ

検査結果は+の数であらわされます。
陽性(-)の場合は、問題なしです。
陽性(+)(++/2+)(+++/3+)は、
+の数に応じて多くの尿糖が出ていることになります。
少しだけでている(±・プラスマイナス)という表現もあります。

プラスマイナス以上、又は陽性以上で要再検査です。
尿糖(+)=糖尿病ではありません。糖尿病の診断は、血液検査で行われます。

詳しくはこちらをご覧ください。

CHECK糖尿病の検査項目と検査方法を学ぼう

2.なぜ糖尿病では尿に糖が出るのか

健康な人は基本的に糖が尿に出てくることはありません。
尿糖が陽性ということは何らかの病気が発症しているということです。

糖尿病になるとなぜ尿に糖が出るのでしょうか?

尿は、腎臓でろ過された血液から作られています。
ブドウ糖は体にとって大切なものなので、腎臓を通り抜けた後も、
尿細管という部分で再吸収される仕組みになっています。

血糖値が正常であれば、すべてが再吸収されるため糖は尿に残りません。
逆に血糖値が高いと、再吸収しきれずに尿に余ってしまいます。
これが検査で陽性になる尿糖の正体です。

血糖値が160~180mg/dlを超えてくると尿糖が出るといわれています。
※個人差があります。

3.糖尿病以外に尿に糖が出る病気

先ほども述べましたが、尿糖=糖尿病ではありません。
糖尿病以外にもいくつか糖が尿にあふれてしまう病気があります。

腎性糖尿

血糖値が正常の範囲内にあるにもかかわらず、
ブドウ糖を再吸収する尿細管の能力に問題が生じているために起きる尿糖です。

腎性糖尿自体は治療の必要はありませんが、
糖尿病と間違えられてしまったり、「いつもの尿糖」と思い込んで
糖尿病を見過ごしてしまう原因にもなるので注意が必要です。

甲状腺機能亢進症

甲状腺が以上に活発に活動してしまう状態です。
甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になるために、さまざまな症状が現れます。

歌手の絢香さんが患ったバセドウ病は甲状腺機能亢進症の原因として有名ですね。

体重の減少、多飲多尿等糖尿病とよく似た症状が現れますが、
高血糖もその一つです。そのために尿糖が出ることもあります。

その他

ここで述べた以外にも、胃切除後症候群や脳疾患、膵炎、屈伸具症候群など
病気・疾患でも尿糖が現れることがあります。

尿糖=糖尿病ではありませんが、
多くの場合、尿糖=何らかの病気です。

軽く見ることなく必ず詳しい検査を受けましょう。

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