糖尿病になるとうつ病になりやすいって本当?

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網膜症や歯周病など、糖尿病は様々な合併症を引き起こします。

良く知られている合併症以外にも、糖尿病は、
様々な病気のリスクを高めることがわかってきました。
このエントリーで取り上げたのは「うつ病」です。

誰でも発症する可能性があり、治療も難しいものです。

なぜ糖尿病を患っていると、発症する可能性が高まるのか、
うつ病と糖尿病の関係についてまとめました。

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糖尿病とうつ病が併発する確率は?

独立行政法人 国立精神・神経医療研究センターで公開されている情報によると、
糖尿病の方の中で、うつ病を併発している人は約11.4%です。

落ち込む男性

日本人のうつ病の生涯有病率(これまでにうつ病になったことがある者の割合)3~7
なので、糖尿病患者の11.4%は、平均以上の割合と言えそうです。
参考:厚生労働省 みんなのメンタルヘルス総合サイト

うつ病が重くなると合併症も重くなる

うつ病が重度であればあるほど、合併症も重症になる傾向も確認されています。
薬や運動、食事の管理が難しくなり、血糖値のコントロールが悪化するため、
合併症の発症率や重症度が高くなると考えられます。

うつ病の症状が糖尿病の治療の妨げになるということです。

うつ病だから糖尿病になりやすい?

うつ病が糖尿病の原因になってしまうことがあります。

うつ病を発症すると、様々な症状が現れます。
抑うつ(気持ちが沈む)、食欲の低下や増加、睡眠障害、倦怠感や集中力の低下などです。

症状の中には糖尿病につながる可能性のあるものもあります。

例えば、食欲の増加

うつ病が原因で、食べ過ぎてしまう過食症状が起きることがあります。
食べ過ぎれば、カロリー過多になり、当然体重が増えてしまいます

大盛りパスタ

肥満になると、インスリンの働きが悪くなるため、インスリンを分泌する膵臓に
大きな負担がかかり、糖尿病になる確率が高くなります。

他にも、ストレスによるインスリンの分泌や働きが低下運動不足による筋肉量の減少や
内臓脂肪の増加
など、糖尿病を発症、悪化させる可能性がある症状は多くあります。

また、治療薬が糖尿病発症のリスクを高めてしまうことも。

抗うつ薬の一種、三環系は、血糖値を上げることが知られていますし、
SSRIという種類の薬は、とても喉が渇くため、清涼飲料水の飲み過ぎを誘発し、
体重増加を引き起こす可能性があります。

うつ病を患っている方は、体重が増えすぎないように気を付けることが、
糖尿病を予防する上で最も大切なポイントです。

糖尿病だとうつ病になりやすい?

次は、糖尿病が原因でうつ病になることについてです。

糖尿病を患うと、様々な不安やストレスがのしかかってくると思います。
合併症への不安、家族に対する申し訳なさ、不養生に対する後悔、治療費の工面の大変さ…

草原の親子

考えられないくらいのプレッシャーやストレスを感じるのは当然のことですよね。
真面目で神経質な方であればなおさらです。

うつ病はストレスが大きな引き金になります。
最初は小さな「うつ症状」だったものが、先の見えない糖尿病への不安から、
だんだんと大きくなり、次第に「うつ病」と診断されるほどに大きくなる可能性があるのです。

また、正常に糖を吸収できないことが、脳の神経細胞に何らかの悪影響を与えているために、
糖尿病患者はうつ病を併発しやすいのではないかと考えている方もいます。

糖尿病の方は、血糖値のコントロールを良好にし、ストレスを溜めこみすぎないようにする
ことが、うつ病を予防するうえで大切です。

最後に

糖尿病とうつ病は、互いに治療の邪魔してしまう、ちょっと厄介な組み合わせです。

糖尿病内科と心療内科が連携しなければ、どちらの治療も進みません。

併発したときは、まずうつ病の治療を行い、糖尿病の治療を
並行して行うのが一般的な方法です。

ストレスは、糖尿病にとってもうつ病にとっても大敵です。
無理をしてストレスを溜めこまないように気を付けてください。

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