妊娠糖尿病の食事で目安にするカロリー

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妊娠前は何ともなかったのに、妊娠してから発症してしまう糖尿病を、
妊娠糖尿病と呼びます。

薬が飲みづらい上に、思うように運動できない妊娠中、
糖尿病の治療は食事療法が中心になります。

食べ過ぎると血糖値が心配、
食べなさすぎると赤ちゃんの成長が心配、
この二つのはざまで悩む方もいると思います。

このページでは…

  • 妊娠糖尿病と胎児へのリスク
  • 妊娠糖尿病の摂取カロリーの目安
  • 妊娠糖尿病の女性の適正な体重増加量

の三点について書いています。

妊娠糖尿病とは

母子の手妊娠糖尿病は、糖尿病学会によると以下のように定義されています。

妊娠中に初めて発見または発症した糖尿病にいたっていない糖代謝異常
引用:科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013 妊婦の糖代謝異常

妊娠初期から糖尿病と診断されるほど血糖コントロールが悪い方や、
妊娠前から糖尿病を患っていた方は、妊娠糖尿病には含まれません。
これらは「妊娠時に診断された明らかな糖尿病」として、
母子ともにとてもリスクが高い状態になるので特別な管理を要します。

血糖値の高い状態は、たとえ軽度でも胎児への影響が無視できません。
妊娠糖尿病の治療の目的は、母子への影響を最小限にすることです。

妊娠糖尿病のように血糖値が高い状態が続くと、流産や早産、胎児仮死や死亡、
先天的な奇形や巨大児(それに基づく難産)、新生児低血糖等々、
多くのリスクが懸念されるので、しっかりとした治療を行う必要があります。

妊娠糖尿病の摂取カロリーの目安

糖尿病学会では、妊娠糖尿病のような糖代謝異常を持つ妊婦向けに、
食事療法の目安を設けています。

バランスのとれた献立

まず、以下の式で、身長ごとの標準体重から一日のカロリー量を求めます。

(身長m×身長m×22)×30kcal=非妊娠女性の1日摂取カロリー量

次に上記のカロリー量に、

  1. 妊娠期間中一律200kcalを付加する
  2. 初期50kal、中期250kcal、末期450kcalをそれぞれ付加する

1又は2のどちらかを適用したものが、
妊娠糖尿病の女性の摂取カロリーの目安です。

ただし、肥満妊婦(妊娠前のBMIが25以上)の方には上記の負荷は行わず、
非妊娠女性の1日摂取カロリー量を食事療法に用います

  • 非肥満妊婦160cm…1689kcal+50~450kcal
  • 肥満妊婦160cm…1689kcal

それぞれ160cmでこのような計算結果になります。
上記はあくまでも目安で、実際には肥満度や血糖値の状態をみながら
個別に対応していくことになります。

妊娠糖尿病の女性の適正な体重増加量

妊娠糖尿病を患っている方でも、健常妊婦と同じ体重増加量を
目安にします(BMIの値は妊娠前のものです)。

  • BMIが18.5以下…9~12kg増
  • BMIが18.5~25未満…7~12kg増
  • BMIが25以上…5kg増を目安に個別対応

増えすぎると血糖値がコントロールできませんし、
増えなさすぎると胎児の発育不全や早産を招くこともあります。

これは妊娠糖尿病以外の健常妊婦でも同じです。

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